美容院に行ってきた。
髪が切りたくて、切りたくて、仕事終わりに会社近所にある美容院に行ってみた。

「ごめんなさい、予約してないんですが、髪を切ってもらえますか?」って駄目元で聞いてみた。

受け付けの女性はすぐスケジュールを確認してくれて、「ちょうど今でしたら大丈夫ですよ」って言ってくれて、良かった、良かった。髪が伸び放題でもう限界!

ぼくには行きつけの美容院はなかった。そのときの気分で違う美容院に行くことがほとんど。

実に言うと、ぼくは美容院に行くのが好きじゃない。できれば、妻に切ってもらいたい。

美容院ってどうもぼくには合わずに、すごく緊張するんだ。髪を切ってもらって、なんか相手の美容師さんに失礼から、黙っていたら無視してるような気がして、とってもじゃないけど、座ってるだけで疲れちゃう。

だから、妻に切ってもらいたいけど、「面倒だから外で来てきて」って言われる。

妻に拒否され、髪伸びっぱなしでも仕方がないので、美容院に行くしかない。

もちろん、洒落てる美容院は嫌なら、床屋に行けばいい。安くて早い。

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実は、ぼくは床屋に行ったことがあるんだ。気さくな兄ちゃんが切ってくれた。思い切り切ってくれた。その髪型を見て、中学生時代の部活を思い出していた。それ以来、床屋に行ってない。

生活をしなければいけない、髪を切らなきゃいけない。美容院にビビる自分が情けない・・・

ってわけで、髪様よ、あんまり伸びないでください。