美容院に行ってきた。
髪が切りたくて、切りたくて、仕事終わりに会社近所にある美容院に行ってみた。

「ごめんなさい、予約してないんですが、髪を切ってもらえますか?」って駄目元で聞いてみた。

受け付けの女性はすぐスケジュールを確認してくれて、「ちょうど今でしたら大丈夫ですよ」って言ってくれて、良かった、良かった。髪が伸び放題でもう限界!

ぼくには行きつけの美容院はなかった。そのときの気分で違う美容院に行くことがほとんど。

実に言うと、ぼくは美容院に行くのが好きじゃない。できれば、妻に切ってもらいたい。

美容院ってどうもぼくには合わずに、すごく緊張するんだ。髪を切ってもらって、なんか相手の美容師さんに失礼から、黙っていたら無視してるような気がして、とってもじゃないけど、座ってるだけで疲れちゃう。

だから、妻に切ってもらいたいけど、「面倒だから外で来てきて」って言われる。

妻に拒否され、髪伸びっぱなしでも仕方がないので、美容院に行くしかない。

もちろん、洒落てる美容院は嫌なら、床屋に行けばいい。安くて早い。

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実は、ぼくは床屋に行ったことがあるんだ。気さくな兄ちゃんが切ってくれた。思い切り切ってくれた。その髪型を見て、中学生時代の部活を思い出していた。それ以来、床屋に行ってない。

生活をしなければいけない、髪を切らなきゃいけない。美容院にビビる自分が情けない・・・

ってわけで、髪様よ、あんまり伸びないでください。



今日は良い案件が取れて、部長は大喜びで、大奮発して仕事を早めに終わらせてくれて、うちの部署の全員にビールをご馳走してくれた。

アフターファイブビールがうまいよな~ネクタイを解いて、会議室でワイワイするシーンをよく映画で観るけど、ぼくはやったことがないから、すごく憧れのシチュエーション。

だから、会社でビールを飲むって、余計に美味しく感じる。

最初はビールにピーナツやさけいかなどのつまみだけだったけど、寂しいからって、部長はピーザや餃子などの出前も取ってくれた。

お祝いつもりだったけど、宴会になってしまい、ぼくもつい本気食いをしてしまった。

居酒屋に行くより、こういうのがたまにもいいよね。普段の自分らの机や書類に囲まれて、仕事をするではなく、ワイワイ酒を呑んでるぞぉって、何か自分らに反骨精神を感じ、ますます楽しくなってしまった。

呑んで、食べて、方付けしてから、帰ろうとしようとその時、目が一気に覚めた!

奥さんに連絡してましぇん!!

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ぼくらはまだ新婚で、奥さんは毎日一生懸命に料理を頑張ってくれていて、仕事の付き合いで家でご飯を食べられないときは、絶対事前に奥さんに連絡をいれなければいけない鉄則なルールがある。

しかし、ぼくはつい会社で呑んでいたから奥さんへの連絡をワスレテシマイマシタァ!

すぐ奥さんの携帯に電話をかけた、自分の手の震えを感じ、携帯が耳元でガタガタって言う。
やばい、出てくれないーーーーー

飛ぶように家に帰っていったとき、奥さんは笑顔で向かいにきた。
「あなた、ごはんもうできたわよ」って、ぼくはその夜、いつものように奥さんの手料理を残さずに全部美味しく頂きました。北京ダックの気持が分かった気がする・・・